こんにちは!
著古 怜杜です(^^)
今回は郵便のサービス、ハガキについて。
先日より始まりました、『元郵便局員による、発送についての解説シリーズ』の続きです。
今回は3回目!
はがきの区分でもある、第二種郵便物について説明です。
前回のおさらい。
普通郵便が4種類に分けられることを、ご説明しました。
↑そのときの記事はこちら。
この分類により、それぞれ送料を決める規定が変わってきます。
適用条件に当てはめることで、郵送料の節約にも繋がるポイントになってきます。
そのポイントは追々…まずは基本的なことから*\_(・ω・ o)
それは、はがきか封書か。
送料を調べる時、はがきなのか封筒に入れられた書類(封書)なのか。
これらを区別する事からはじめます。
ここではがきの条件を満たして区別されたものは、第二種郵便物と呼ばれます。
ちなみに、この第二種郵便物という呼び方は、いわば業界用語。
一般的にはあまりなじみもなく、使われることも少ないです。
見分けポイントは、配達に問題のない厚みで封筒ではない、長方形の紙であること。
◇通常はがき
<最大サイズ>
・長辺:15.4cm以内
・短辺:10.7cm以内
・重さ:2g~6g以内
※そして小さすぎても送れません。
<最小サイズ>
・長辺:14cm以内
・短辺:9cm以内
料金:63円
◇往復はがき
往復はがきは、返信用のはがきが一体となったもの。
受取り人が未使用の分を切り取り、情報などを加えて、送り主に送り返します。
<最大サイズ>
・長辺:15.4cm以内
・短辺:10.7cm以内(折り曲げ時)
・重さ:4g~12g以内
<最小サイズ>
・長辺:14cm以内
・短辺:9cm以内
料金:126円(63円×2枚分)
郵便局のHPでは「通常はがきは長方形の紙に限ります。」とあります。
他にも、、、
・宛名面の色
・郵便はがき、往復はがきと書く場所の指定
・往復はがきは長方形の紙の短辺部分をそろえ、折り目が右側になるよう折り合わせる。
など、細かな規定があるようです。
詳細が気になる方は約款をみてみてください。
内国郵便約款 ….〆(・ω・。)
はがきで注意しておきたいのは、重さ!
はがきにも重さの上限があります。
それを超えてしまうと、定形外としての扱いになるため注意が必要です。
※定形外については、次回の記事にてご説明いたします。
そうなると区分が「はがき」ではなくなるため、送料の追加が発生します。
極端な例だと、、、
折り紙で作るちぎり絵や、ボンドやグルーガンでの飾り付けなど。
デコシールの貼りすぎや、懸賞用のテープも気をつけなきゃ!
Σ(´Д`lll)
知らずに送ってしまうと、送り先の方に不足分の送料が請求されてしまいます。
トラブルにならないようにしたいものです(´ェ`;)
もちろん形(大きさ)にも注意。。。
重さは見落としがちなポイントですが、もちろん形も関係していることをお忘れなく。
オシャレなデザインなどでも、規格をはみ出してしまうものは定形外となります。
心配な時はポストに投函する前に!
局員さんに確認してもらうと安心です。
オプションについて。
はがきも、事情によるオプションがつけられます。
つけられる種類は、以下の3種類。
オプションをつけることによって、別途追加料がかかります。
オプションについての詳細は、また改めてまとめます。
ここでは簡単なご紹介まで。
次回は、はがき(第二種郵便物)以外の区別をしていきます。
それでは、また〜!!
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