こんにちは!
著古 怜杜です(*´∀`)
今回は手紙や小包など、よく利用される普通郵便について。
先日より始まりました、『元郵便局員による、発送についての解説シリーズ』の続きです。
今回は4回目。
封書の区分である、第一種郵便物についての説明です。
前々回のおさらい。
以前、ご説明したのは。。。
普通郵便が4種類に分けられること!
↑そのときの記事はこちら。
この分類により、それぞれ送料を決める規定が変わってきます。
適用条件に当てはめることで、郵送料の節約にも繋がるポイントになってきます。
そのポイントは追々…まずは基本的なことから*\_(・ω・ o)
一番送料に不安を感じるのが、第一種郵便物。
周りの人から聞かれることが多いのが、今回のこの区分。
料金の形態も多いので、一覧表を見ても…
どれを見たらいいのかわからないっっ!!
ヾ(*`Д´ *)ノ” チイサスギテミエナイ! (*0*;)☆ キャッ
小包も送れることから、フリマなどでもよく利用されていますが、、、
送料が事前にわからず、価格が赤字になってしまうような案件も見かけます”(/へ\*)”))
郵便局に持ち込んで、毎回料金を聞かないとわからないのは面倒です。
なにより不安ですよね。
自分で料金が分かればいいのですが…(ノ_・、)
聞きなれない漢字ばかりの言葉も多く、混乱される方も少なくないようです。
HP見ても、解説の内容がわからない。(身内談)
だ、誰か説明の説明をしておくれ。。。
(´;ω;`)
ゆっくり、落ち着いていきましょう。 ~~旦_(-ω- )オチャ、ドウゾ。
その1、封筒は 形状によって区別。
・大きさ、厚さ
・重さ
定められた規格に沿って「大きさ、厚み→重さ」順番に当てはめていきます。
そして、条件を満たすものから区分され、料金が決まっていきます。
また普通郵便は総称なので、第二種郵便物(はがき)同様、区分によりさらに細かく呼び分けされます。
ではまず実際に、大きさから当てはめていきます。
大きさでみる①:定形郵便物=細長い封筒サイズ(手紙)
3つ折りしたA4用紙がゆったり入る、細長い封筒のイメージをしていただけると、わかりやすかと思います。
<最大>
・長辺:23.5cm以内
・短辺:12cm以内
・厚さ:1cm以内
・重さ:50g以内
<最小>
・長辺:14cm以上
・短辺:9cm以上
まずはこのサイズを基準とする決まった形として、定形(ていけい)としました。
POINT:厚さ、重さをチェック。
特に気をつけたいのは、その厚さ。
1㎝以上は、どれだけ軽くても定形と見なせません。
小包の場合は、緩衝材などで包むとすぐにオーバーしてしまいます。
それにより、定形の料金形態から外れます。
※以前は正式に定形内と呼んでいましたが、現在は『定形』と変わったようです。
なごりもあり、今でも定形の大きさ以内=定形内と呼ばれることもあります。
重さによって、料金確定!
参考までに。。。
A4サイズのコピー用紙、1枚が約4.5g程度。
それに封筒の重さが加わります。
手元にあった長形3号の封筒が4.5gでした。
25g以内料金:84円
重さの目安:A4サイズのコピー用紙、4枚程度。
50g以内料金:94円
重さの目安:A4サイズのコピー用紙、10枚程度。
定形外郵便物はさらに、2種類に分けられる!
定形の規格より外れたものを全て、定形外郵便物と呼びます。
その中でも、決められた大きさ=規格に当てはめられ区別しています。
・規格以内=規格内
・その他=規格外
大きさでみる②−1:、規格内=A4の封筒サイズ
先ほどの定形を超える大きさの中でも、A4サイズまでを規格内と呼びます。
<最大>
・長辺:34cm以内
・短辺:25cm以内
・厚さ:3cm以内
・重さ:1kg以内
<最小>
・長辺:14cm以内
・短辺:9m以内
・厚み:3cm以内
・重さ:1kg以内
●特例
上記の制限より小さなものでも、6cm×12cm以上の耐久力のある厚紙または布製のあて名札を付ければ差し出すことができます。
※折り曲げず丸めて運びたいものに対応。
定形郵便の時より特例はあるものの、小さいものには注意したいところです。
POINT:厚さ、重さをチェック。
ここでも、厚さには要注意です。
同じ重さでも厚みが3㎝を超えてしまうだけで!!
80円〜130円も送料が違ってきます。
送料を抑えるコツは、可能な限り薄くするのがオススメ◎。
圧縮できるなら、旅行用の圧縮袋などを使用してもOK!
重さによって、料金確定!
今までの流れと同じように、最後に重さによって送料が確定していきます。
50g以内料金:120円
A4サイズのコピー用紙、9枚程度。
封筒が大きくなる分、内容は少なくなります。
100g以内料金:140円
履歴書やエントリーシート、見積書など。
クリアファイルに入れて書類を送るとなると、このぐらい。
150g以内料金:210円
幅が約1㎝の文庫本、1冊程度。
250g以内料金:250円
500g以内料金:390円
1kg以内料金:580円
大きさでみる②−2:規格外=厚さの指定なし。
A4サイズ以上の大きさのもの。ほとんどが小包です。
・長辺:60cm以内
・3辺の合計が90㎝以内
・重さ:4kg以内
POINT:形の制限がほとんどありません。
楕円、三角、四角など。。。
いろんな形に対応できるようになります。
あとは重さ次第で料金が変わっていきます。
50g以内料金:200円
100g以内料金:220円
150g以内料金:300円
250g以内料金:350円
500g以内料金:510円
1kg以内料金:710円
2kg以内料金:1,040円
4kg以内料金:1,350円
2㎏〜4㎏は体重計などを使用して、重さをはかるといいかもしれません。
Choco’sワンポイントアドバイス!
わたくし著古 怜杜の押さえたいポイントを、ここでご紹介。
◇大きさ・厚み、重さをはかるタイミングは、必ず梱包後!
送料に関わるのは、中身だけではありません。
緩衝材(プチプチ)、クリアファイル、封をするテープ、宛名シールなど、、、
重さはの対象は、細かな備品も含まれます。
送る状態で重さや厚さなどをはかるので、送料を気にする際は調整した方が良さそうです。
◇条件こそあるが、外装は箱・紙袋・ビニール袋に入れても発送可能。
封筒じゃなくても大丈夫!
ビニール素材でも、紙製の宛名シールなどをうまく使用することで身近な資源で郵送できます。
条件というのは以下の点
ちなみに郵便証紙はこちら。
郵便証紙は貼るだけでOK。
郵便局にて、その場で発行され局員さんが貼り付ます。
日付・受付局名が印字される為、消印の役割も兼ねています。
・切手の場合は消印が押せるようにする。
切手の場合は消印が押せない・消えてしまうと、、、
ちゃんと普通郵便の効力が発揮できない恐れがあります。
その他にも、料金が支払われたかの確認ができないなどのトラブルも。
不要な送料の追加請求をされてしまっても、文句はいえません( ; ; )
※ただし、押印がわかる跡が残っていれば、配送途中に切手が剥がれてしまってもOK!
消印の重要性は、前記事でお伝えした通り。
*\_(・ω・ o)モウシッテルヨネ⁉️ ヽ( ´ ▽ ` )ノ ハーイ
☆まだ読んでない方はこちらから☆
後半にかけて記載してあります。
・切手の場合は消印のインクが消えないような梱包素材にする。
紙袋に多いのですが、インクを弾いてしまう加工がされているものもあります。
擦れてしまっては見栄えがよくないだけでなく、他の郵便物を汚しかねません。
・送り先の住所など、必要な情報が明確に確認できる色や素材にする。
黒や茶色の外装に黒マジックで住所などを書いても、はっきり読めません。
読みにくく、読み間違いなどの可能性は極力なくしたい。
送り先の間違いなど、これもトラブルの素になってしまうかも…
また、これらも注意したいところ。
・薄いシャーペン・鉛筆
・雨や雪で濡れるなど、にじんで見えない水性ペンなど
思いやりあるやりとりを、心がけたいものです。
配達員の方も人ですから( ^∀^)
・出来るだけ紛らわしい情報は消しておく。
配達員の方へのマナーでもあります。
1度使用した梱包箱を使用する際は、シールなどは剥がすか訂正線をするだけでトラブルを減らせます。
普通郵便のみは保障や日数の指定もない為、スムーズに届けてもらえるようにしたいものです。
まとめ。
以上、今回は1番混乱しやすい『定形』『定形外規格内』『定形外規格外』について、説明してみました。
普通郵便の中でも1番スタンダードで、利用も多いのが第一種郵便物。
しかし、言葉も漢字ばかりで料金形態も多く混乱しやすい…・(ノД`)・゚・
わかりにくいという声をいただいていたのもこの項目でした。
このシリーズのきっかけにもなったサービスでしたので、思入れもある分、こうしたまとめを作らせていただきました。
説明を通して、フリマなど便利なツールもより利用しやすいものとなれば、幸いです。
とはいえ、まだまだ続きます(笑)
このシリーズは長い道のりとなりそうですが、頑張ります。
わずかでも応援いだたけましたら、嬉しいです(´∀`∩
郵便局のHPのリンクも貼っておきます。
それでは、また〜!!
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