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塞翁が馬ってどんなお話??深いエピソードに隠された、教訓とは。

古来中国に伝わる『淮南子』(えなんじ)に書かれている故事です。

『人間万事塞翁が馬』という言葉から由来するもので、、、

「にんげん ばんじ さいおう が うま」と読みます。

( •̀ ω •́ )☆

これだけ聞くと、なんだか難しそうだなぁ…となりそうですが。

 

いやいや、それが!

知れば不思議と人生のエッセンスになると言いましょうか、、、

教訓になるようなお話だったりします。

 

私に訪れた変化。。。

私はこの話に出会う前は、前向きに考えられませんでした。

ネガティブな感情ばかりが、目についてしまっていたのです。

 

しかし今は!

起こる出来事の意味付けをできるだけ、あえてプラスにするようにしています。

 

出来事自体にはプラスもマイナスもなく、受け取り次第で変わることが多いのです。

 

そうすることで その後が気持ちよく過ごせますし、前向きになれます。

 

些細なことでは落ち込みすぎてしまうことも、少なくなりました。

そして感情の振れ幅は収まり、穏やかな気持ちを保てるようになったのです!

ではでは…それではお待たせしました!

わたくし著古怜杜による超訳版!

『人間万事塞翁が馬』のはじまりはじまり〜

( ^ω^)ノ

その昔、時は戦(イクサ)時代の物語。

 

とある国境の砦に、父親と息子が暮らしていました。

 

息子は、戦に駆り出されても良い年頃です。

 

 

そんなある日のこと、事件が起こりました。

 

父親の飼っている馬が逃げ出したのです。

 

昔の馬は今の時代で言う資産。いわば大金を失ったようなものです。

 

 

それを知ったご近所さんたちは、父親を慰めに見舞いました。

「いやいや、今回の事件は残念だったなぁ」

 

すると父親はこう返します。
「それはどうだろう。この災難幸福になるかも知れないよ」と。

 

 

そしてしばらくたったある日。

 

なんと逃げた馬が、たくさんの野生の駿馬を従えて戻ってきたではありませんか!

 

 

その出来事に、ご近所さんたちもお祝いに駆けつけます。
「逃げた馬が戻って来ただけでなく、駿馬を連れ帰ってくるとは!よかったなぁ」

 

すると父親はこう返します。
「それはどうだろう。この幸福災難になるかも知れないよ」と。

 

 

そしてまた、しばらくったったある日。

 

息子が野生の馬を手なずけようとした際、落馬し足を骨折してしまいました。

 

その野生の馬とは、以前逃げ出した馬が連れ帰った駿馬です。

 

 

ご近所さんたちも、お見舞いに訪れます。
「かわいそうに息子さん、大怪我をしちまったな」

 

すると父親はこう返します。
「それはどうだろう。この災難幸福になるかも知れないよ」と。

 

 

そのうち、その父親と息子が暮らす地域でも戦が始まり、集落の若者は駆り出されることとなりました。

 

しかし父親の息子は、足を骨折していたため戦力にならないという理由から、徴兵を免れることができたのです。

 

そして、その命を全うしましたとさ。

そんなお話。

最後に、この物語の著者である『張良』はこう結んでいます。

「幸福が災禍(サイカ)になり 災難が幸運となるような、その変化のさまや道理の深遠なことは、予測もつかず きわめがたいものである。」

 ( ̄◞౪◟ ̄)ノ←張良

ここからは個人的な解釈になります。

 

ここで超訳するならば、
「幸福も不幸も周りの変化や状況、また道理によっても変わってしまうような意味が深いものである。また予想もつかないことで、一概にはっきり言えないものだ。」というところでしょうか。

 

プロフィールでも思い入れのある座右の銘だと紹介させていただいたのも、

どう在ろうとも、受け取り方次第で出来事の意味は変わってしまうもの。

 

それならば、なんとかなると考えよう!と、気持ちに余裕を持てるようになった根源でもあったからです。

 

この物語をきっかけに、ポジティブに考えるようになりました。

実は出来事自体に意味はなく意味をつけているのは自分自身なのかな、と。

 

それをどう色付けするか、どう受け入れるかによって人生そのものが変わる。

そう思わせてくれたお話のご紹介でした。

淮南子についての補足

淮南子とは。

中国、淮南王 劉安が、中国各地より招致した数千の賓客と方術の士に書かせ編纂(ヘンサン)させた思想書。
老荘思想を中心に、道家、儒家、法家、兵家、墨家の諸子百家思想と、天文・地理・時令・説話の知識を最大限網羅している。
『淮南鴻烈(わいなんこうれつ)』とも称される、古代中国の思想百科全書でもある。

劉安(りゅうあん):紀元前179~前122
※わかりにくいですが人の名前です。

漢の時代の皇族であり、前漢の高祖(漢王朝の創立者で初代王)である劉邦の孫で淮南の王。学問を愛し、書や琴を好む学者としての顔も持つ。


今回参考にさせていただきました資料は以下。
※通信が暗号化されていないサイトを含みます。閲覧の際は自己責任でお願いいたします。

・訳注「淮南子」 :講談社学術文庫
・淮南子の思想 老荘的世界 :講談社学術文庫
・「ちゅうごくちゅうどく」様:http://www.geocities.jp/taakii9/haohao/hao-gokudoku.html
・「人間万事塞翁が馬の解説」様:https://mizote.info/image/02profile/30kaisetu_jinkan.html
・「子供でも分かることわざ格言辞典と慣用句の意味」様:http://kotowaza-kanyouku.com/saiougauma

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
それでは、また〜!!



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